お知らせ【駐名古屋大韓民国総領事館:家族関係登録簿各種証明書発給手続き】

台風の影響で連休明けの名古屋も大荒れでした。
皆さん、無事に帰路に着けましたでしょうか。

その台風の真っ只中、名古屋行政書士事務所の大黒柱;前田さんは、
帰化許可申請の添付書類のために、
こんな土砂降りの中、名古屋韓国領事館へ書類申請に行く
なんて言い出すので、
明日でもいいやん!って珍しくダメ出ししてしまいましたが、
一日も早く帰化許可申請したい!という強いハートに負け、送り出しました。

慎重派の彼なので、どんなに土砂降りの中で事務所に戻ってきても、
強い使命感の方か勝ち、お昼も忘れてカキカキ申請書を携えて出かけたので
雨ニモマケズ、風ニモマケズ・・・のどや顔で帰ってくると思いきや、
しょんぼり帰ってきました。なにがあったんやーーー、ですよ。

そのanswerは後述しますが、
標題の発給手続きは、すべてハングルで記入するよう変更となりました。
細かいこと言えば、以前からですが。
2015年7月より、本総領事館で各種証明書を取得できるようになってから、
どんなに特別永住者さんの帰化許可申請を助けていただいたか、他の韓国総領事館さんも鬼軍曹松井からの
郵送請求がなくなっただけでも(笑)きっと名古屋総領事館に感謝です。実際、そんな文書を各領事館様から頂いてましたから。

本当に、申請者さん自身が韓国書類を取得するのは大変困難です。
だから専門の行政書士がいるんです。
この国に生まれて、この国に育って、ハングルを書けない、そんなこと当たり前です。

それを誰よりも私たちは分かっているので、

どうしたんですかね、いろいろお国のルールはあるんでしょう。

そんな熱い行政書士前田、松井の想いを汲んでくれている名古屋韓国領事館のメンバーに、
いつも感謝と尊敬の念でおりました。特別に作成してくださった書類は、他の行政書士にもそして、烏滸がましいかな法務局の方たちにもとても役に経っております。

 李さん、劉さん、とても大切な方たちなので、
きっといろいろな事情があるかと思い、

最後まで前田のanswerは書けないままでイイと終わりにしてすみません!

やっぱり帰化許可申請は、名古屋行政書士事務所に来てくださいね。

 

コラム【水に流せません】

海外から日本へ帰国すると中部国際空港の入国審査窓口へ。
日本の入管窓口ほど綺麗で清潔で親切な空港はないと帰ってきた実感が沸きます。

嬉しい休暇をいただいた松井です。スタッフ一同、顧客さんにも感謝の限り。
上記の手続きは、パスポートを提出し、入国管理局さんの審査を受けます。
今回も名古屋入国管理局にて数々の申請・許可をお世話になった男性担当官
セントレアへ異動になった方に運よく偶然遭遇。何年かぶりの再開に、
お互いテンションは上がります(笑)何年経っても覚えていてくれて行政書士冥利に尽きます。
ちょっぴり彼の顔が元気がないようで、お節介にも程がありますが、元気に頑張ってる?ってお声をかけちゃいます。
苦笑いのかわいい笑顔に旅の疲れも吹き飛びます。(え?だれ?よほど松井の印象が怖かったんだとかつぶやいた人は!(笑))
名古屋入管で数々の外国人の方たちのパスポートに証印(現在は在留カードに変更になりましたが)を
申請取次行政書士としてご捺印いただいておりました。今でも各入国管理局さんへ申請に参ります。
なのに、なぜか自分自身のパスポートに証印をいただくのは感慨深い想いです。
単なるスタンプでも、そしてあっさりと押されてしまう拍子抜け感はございますが、海外渡航の際のマニアックな楽しみになりつつあります^^

さて、水に流せないのは、なにか許せないんでなくてただ単に、水に流せないお話。
リオオリンピックでも日本選手村で問題になったそうですが、
日本では当たり前に、トイレに入った際、使用後のトイレットペーパーを水に流します。
海外では、国によっても場所によっても流せるところはまだまだ主流とは言えないかもしれません。

現在、本コラムを読んでいるお食事中の方はいったん、終わってから再開してください^^

下水設備や紙の素材の問題もあるかと思います(紙自体ない、仕切りもない海外トイレは今回別として)
使用した紙は、トイレ内にあるダストボックスに捨てます。決して便器に一緒に入れては、排水管等が詰まる原因になります。
ものすごい勢いで排水は出てきますけど、紙が溶けないんです。ホテルでこれをするとシャワー浴びたら大変なこともあり。
きっと日本の選手村でも、同じような原因ではないかと個人的におもいます。

日本人女子的には、汚物を視覚に入るところではなく、水に流して綺麗に次の方が使用できるようにしたいと思う一人でございます。
日本の素晴らしい技術・文化であるウォシュレットも、海外では珍しい設備です。
海外へ渡航するとトイレに行けなくなる松井(笑)
鍵が閉まらない、閉まったってドアがかなり開いたままになるなんて驚く要素ではありません。
反対に日本のトイレで外国人観光客が増え続ける際、
なんでこんなところに紙がほかってあるんだーと不快な思いをされた方も多くあるかと思います。
日本文化を初めての外国人の方は使用した紙をトイレに流せるなんて思わなく、親切心?!で避けてくださっている事と分かってても、
もーめっちゃダメー!って国際化に不安の一人になります(笑)ドアだって閉まるのに閉めないときなんか(´;ω;`)

水に流せる文化、いろんな意味を含めて、本当に日本は恵まれているだけでなく思いやりの深い国民性の国であり、
誇れる環境の中で生活を享受できる素晴らしい国だということを、それを分かっている外国人だけでなく、
若い世代にもっともっと伝えていこうとこんな標題にしてしまいました。

水に流そう。なんて、素敵なcultureです。

コラム【日本語は難しい】

行政書士の前田 智也です。

季節的な問題なのでしょうか。
体のあちらこちらで不調が・・・・・
病院嫌いなので、人に散々、促されてもなかなか病院に
行く気になれません。いよいよ、これはまずいなと自覚して
初めて重い腰を上げるような状態です。

健康診断ですら、受診する気になれません。ただの子どもです。
責任ある立場としてあるまじき、考え方だと反省しております。

さて、中国語の勉強をしておりますと、中国語の先生から、
日本語の疑問点について聞かれることがあります。

先日、聞かれた疑問にこのようなものがありました。

「○○を知っていますか?」という問いに対して、
「いいえ、知りません」と答えるのは、なぜかと聞かれました。

「知っている」に対しては「知っていない」ではないのかという訳です。
言われてみれば確かにです。
ですが、通常は「知らない」とは答えますが、「知っていない」とは答えないですね。
じゃあ、他の動詞ではどうかと言えば、

食べていますか→食べていません
持っていますか→持っていません
寝ていますか→寝ていません
読んでいますか→読んでいません

知っているという動詞は他の動詞と異種であるということは間違いないですね。
調べてみると、日本語の学者でも明確な答えがなく、諸説分かれているので、
結論を言えば、理由はわからないのですが、「知っていない」と答えるのは
日本語として間違っているそうです。

ちなみに、「知っていない」と使う場面も存在します。
「○○を知っていても、○○を知っていなくても、問題ない」
「この問題を知っていないと、恥ずかしい」
などなど

今まで生きてきて、一度だって気にしたことがなかったことを
中国の方に指摘されて気が付かされました。

慣れてしまうと気が付かないことってたくさんあると思います。
今回はたまたま言語を通じて感じたことですが、
環境に慣れ過ぎず、初心を忘れないことが
問題意識に繋がると感じさせられたいい経験でした。

先生、ありがとう!!

前田

お知らせ【来週土曜24日は営業してます】

3連休、始まりましたね。
火曜・水曜置いて祭日とお休みが目白押しです。
10月は中国も大型連休。いつもにも増して観光客で名古屋もますます賑わうことと思います。

24日土曜日は(も?)通常通り、営業いたします。
午前の枠はもうあと1件。ご相談時間枠が残っております。
土曜・日曜をご要望される皆さまはお早目にご予約ください。

また建設業の皆さんには、
許可内容上、直接ご訪問が多くなっております。
出張訪問が入り次第、土曜日は締め切りますので、翌週以降にて調整をお願いいたします。

 

コラム【ITとの共存を考えてみよう】

行政書士の前田 智也です。

月に1回開催されるとある勉強会に昨日、参加させて頂きました。
まだ数回しか出席していなのですが、毎度たくさんの学びを頂いております。

昨日、話があがったものの一つに「IT化」があります。
いまさら「IT」の話かと思われるでしょうが、
いまやどの業界も「IT」を無視しては前に進めない時代に突入しています。

例えば、建設業界のIT化の例をいくつか挙げてみます。

高所作業を行う時に、必要となる安全帯について、フックが危険な状態である時や
安全上、問題があるときにはセンサーが反応し、警告音が鳴る装置や、どのように使用されて
いたかという使用履歴の情報がすべてパソコンに自動的に送信される製品が新しく登場したり、

左官工事の職人が一人前になるには10年かかると言われていますが、職人の高齢化が進み、
なかなか教える人が少なっており、かつ教える側の負担が大きなってきたこともあり、
タブレット端末でベテラン職人のお手本動画を見て、勉強させる仕組みをつくり、
若い職人の育成に活用したり、

大手建機リース会社は、日本全国で稼動している自社の建機が現在、
どこにあり、何の作業をしているか瞬時に把握できるようなデータ通信シテテムを利用し、
稼動率の計算や不具合が生じた時の対応等に利用している、

などなどの事例がたくさんあります。

「IT」は、多くの可能性を秘めており、利便性が向上することは間違いありません。
しかし、いずれはITや機械が人を支配してしまうことも同時に懸念されています。
だからこそ、IT化に後ろ向きであったり、二の足を踏む人が多いのも事実ですが、
あくまで人が行う作業が前提にあって、それをサポートするものがITだという考えを持ち続ければ
ITは決して脅威ではなく、世の中を豊かにするものだと、私は思います。

ITについては、士業も他人事ではありません。
いかにITと共存していくかは、我々にも課せられた課題の一つだと認識しています。

前田