行政書士の前田 智也です。
季節的な問題なのでしょうか。
体のあちらこちらで不調が・・・・・
病院嫌いなので、人に散々、促されてもなかなか病院に
行く気になれません。いよいよ、これはまずいなと自覚して
初めて重い腰を上げるような状態です。
健康診断ですら、受診する気になれません。ただの子どもです。
責任ある立場としてあるまじき、考え方だと反省しております。
さて、中国語の勉強をしておりますと、中国語の先生から、
日本語の疑問点について聞かれることがあります。
先日、聞かれた疑問にこのようなものがありました。
「○○を知っていますか?」という問いに対して、
「いいえ、知りません」と答えるのは、なぜかと聞かれました。
「知っている」に対しては「知っていない」ではないのかという訳です。
言われてみれば確かにです。
ですが、通常は「知らない」とは答えますが、「知っていない」とは答えないですね。
じゃあ、他の動詞ではどうかと言えば、
食べていますか→食べていません
持っていますか→持っていません
寝ていますか→寝ていません
読んでいますか→読んでいません
知っているという動詞は他の動詞と異種であるということは間違いないですね。
調べてみると、日本語の学者でも明確な答えがなく、諸説分かれているので、
結論を言えば、理由はわからないのですが、「知っていない」と答えるのは
日本語として間違っているそうです。
ちなみに、「知っていない」と使う場面も存在します。
「○○を知っていても、○○を知っていなくても、問題ない」
「この問題を知っていないと、恥ずかしい」
などなど
今まで生きてきて、一度だって気にしたことがなかったことを
中国の方に指摘されて気が付かされました。
慣れてしまうと気が付かないことってたくさんあると思います。
今回はたまたま言語を通じて感じたことですが、
環境に慣れ過ぎず、初心を忘れないことが
問題意識に繋がると感じさせられたいい経験でした。
先生、ありがとう!!
前田