コラム【社会がやさしく】

新幹線の移動中、斜め前の座席には、
小さなお子さん二人を連れた若いお母さん。
ん?入口付近にはベビーカーにもう一人?!
生まれてまだ数か月かな、見てるだけで大変><;

昨今は、子どもたちにも厳しいのか、
少しでも大きな声を出すと「静かに」という無言のプレッシャー。
お母さんは、子どもの一挙手一投足にヒヤヒヤです。
ポータブルテレビでアニメを流したり、
ナントカ大人しく乗っててくれるようにという想いが
こちらにも伝わってきて痛々しいぐらいです。

子どもってにぎやかなもの。そうやってみんな大きくなったはず。
もっと心優しく、穏やかに見守る事ってできないですかね。
極端にやかましい、しつけもなってないのは論外ですが、
こうした真面目なお母さん、どれぐらいの気苦労かとお察しします。

「何かお手伝いできること、ありますか?」
この一言でお母さんの顔が一気に明るくなりました。
子どもたちは知らないおばちゃんに興味深々^^カワイイ瞳たち。
子どもたちのお父さんがホームで待つ駅に到着して、
下車する際に、「声をかけていただいて嬉しかったです」と
一言。こんなやり取りがなくなるやさしい社会が必要だと実感しました。
がんばりすぎないで、お母さんたち。