コラム【運動会】

少子化と言われて久しいですが、
本当に実感します。
私はまだいい時に母ちゃんできた、
名古屋・東京行政書士法人 松井ゆかです。

今日は甥っ子の幼稚園最後の運動会。
普段は姉ちゃん見に来てよ、なんて言わない妹の
おかげで降りしきる雨の中、思い切り応援、
そしてメチャ男前の甥っ子は生まれてきてくれてから
壮絶な苦難も乗り越え、今日の晴れ舞台をみて涙涙。

今はお弁当も食べない。
競争もしない。したって全員リレーってなんだ?
子ども一人に対して、観覧者の大人平均5人以上。
万人うけするように(モンスターなんとか?対策か)
作られてる。
超体育系の私だから言えば、
ただ単純に走ること、力が強いこと、
勉強ではなくて、誰にも負けない特性があって、
それすらも活躍する場がないってなんなん?と(笑)
心底思います。

みんな得意なことがあって、それでいい。
昭和と言われてもそんな粋な大人たちに
守られて育ったんだなーと改めて先人たちに感謝。

普段はやんちゃ娘でゲンコツ食らってた女の子も、
町内対抗リレーの時は「ゆかー、頼んだぞー」の
少々お酒も入った町内会長とおじさんたち(笑)
冒頭の妹は、
真面目そのものでゲンコツなんて食らったことない奴で
なのにめっちゃくちゃ足が速く、
ごぼう抜きするかっこいい走ることピカイチの妹でした。
えー、まぢ嫌だってー。子供の頃に想ったんだから、
間違いありません。
6年生の時にも想い、抜かしてくんなってーって。
そんなに姉ちゃん、足速くないぞーと。
もうどんどんバトンパスのところが妹のせいで上がっていく。
運動会は妹の独壇場でした。
貧しい家で育った私たちでしたが、
母は必ず運動会前に妹だけに新しい靴を買っていました。
誇らしかったんでしょうね。

たかが運動会、されど運動会です。
もう闘志むき出して、ただ走る、ただ投げる、
ただ紅白で戦うっていうのもナンセンスかもしれませんが、
自他を認める、いい機会なのにと感じてしまう、
名古屋・東京行政書士法人 松井ゆかでした。