コラム【まぢか。。。】

異例の酷暑からようやく涼しくなったので、
今秋は、手造り豆腐に挑戦しては残念な結果の
名古屋・東京行政書士法人 松井ゆかです。
今のところ豆乳とにがりの配分が悪いと言い訳。

先週末、突然お別れをすることになりました。
大切な仲間の行政書士が急逝して、想いが大きすぎて、
表題の言葉のままです。未だ信じられない。
お別れの場で対面しても、心は違う!という私がいました。
たくさんの方にお待ちいただいている現状も
一時停止となるような手につかない週末でした。

決して若くはない年齢です。
同じく仲間の行政書士も癌の再発・手術に挑み、
仕事を通してお付き合いのある顧問先さんも
今週末から手術で元気になることを待っています。
だから突然も驚かないはずなんですが。

頭も心の整理もできないままです、
先生ご本人が一番無念だったでしょう。
入管実務ではいつもお互い情報交換していました。
「実直」そのままの先生でした。
心から信頼し、時には依頼者の立場となって
熱くぶつかり合い、そして行政書士として、
入管行政の皆さんにもいつも敬意を払った
業務を一人で遂行されてました。
必ず会うたびに時間があれば話していたのが、
「仕事ばっかりしてたらアカンぞー、お互い」
って笑いあってた。二人の仲では冗談なのに、
先生いなくなった今、泣けて仕方がない。
ほんと、いかんかったわー、休め!っていえばよかった。
うっとーしくても裏切られても人を雇えって、
本気で言えばよかった。

名古屋支部では3期・6年一緒に副支部長をし、
兄妹のようにヤイヤイ言い合って、
いろんな課題を共有してきました。

まぢか。。。多くの先生方もきっとそうです。
言葉にできない思い出もたくさんあります。

法人設立、東京支社、
人を信じすぎてしまう私は、周りから大反対されました。
結果ではないですが、とんでもない事態にも
遭遇しました。ほらみたことかと心配しながら、
実は嘲笑う人が多い中で、
先生は当初から東京会へ行く時から、
誰よりも応援してくれました。東京の街が好きなこともあり。
東京のいろんな街の話をしたなー、
そんな側面があるんだって。教えてもらいました。
私だからこそできる東京進出。当の私は全く分からず。
そういつも言葉少なげに変わらず実直に
励ましてくれました。

今、強く想います。
託していただいてた気持ちに素直に
がんばろうと。私だからできる行政書士業務。
名古屋も東京もいつだって変わりません。
決して無限ではない時間を過ごしていることを、
一日一日大切に生きていこうと思います。

人に評価をしてもらうんではなく、
誰よりも愚直に行政書士業務をまい進する、
おんなじマインドのちょっと変わった先生と
しばしのお別れです。

決まって、強引に入れるお休みは海を眺めに
行かれてましたね。
今回ばかりは遠くの大好きな海を
眺めに行ってると今は感じています。
ゆっくりお休みください。

哀しみも今日ばかりは糧にするんだと
自分に誓う松井ゆかでした。