番外編【業務案内②】

大掃除の合間の松井です。正確には終わりが
・・・(笑)見えてません。
年末年始、故郷へ海外へ出かけてる方も多くいらっしゃるでしょう。

さて、今日はお隣の国、大韓民国各総領事館の
家族関係証明書の申請取得方法をご案内いたします。
基本的にご依頼いただく場合は、
委任状と身分証明書(特別永住者証明書)の写しを頂戴したら、
翻訳までセットでご案内しています。

在外公館は手続き自体、書式も頻繁に変更となりますので、
申請の際は、ご注意ください。

また隣接士業の先生方からのご依頼も頂戴していますが、
手続きの種類によって(相続や帰化等)取得する書類も違い、
内容もさまざま、多岐に渡ります。
申請の際は上記によって添付する証明書類も異なりますので、
どんな手続きに何が必要なのか、明確にすることが近道です。

駐日大使館・各総領事館はお住まいの住所管轄で、
申請先が異なります。
http://jpn-tokyo.mofa.go.kr/worldlanguage/asia/jpn-tokyo/mission/history/index.jsp

駐名古屋総領事館の場合は、
委任状・申請書もすべてハングルで記入が必要です。
申請する方々の日本での書類が証明書類になる場合は、
該当書類をハングルへ翻訳したものも添付が必要です。
(従来はそんなこと、なかったんですけど。)
申請後、約1週間で取得できますが、本国での本籍地が不明な
場合等で不交付となるケースもございます。
申請と取得の2回、総領事館への訪問が必要です。

東京・大阪(正式名略)大使館、領事館の場合は、
(福岡・広島・新潟等々、各都市の総領事館は割愛します)
委任状・申請書ともに日本語記載で可能です。
(詳しくは事前に必ずご確認くださいね)
証明書は、即日発行されてきます。

家族関係証明書発給制度(法改正)の手続き前に、
帰化した方やお亡くなりになられた方の証明書は、
発行されないケースもございますので要注意です。

開館日はすべて平日の決まった時間内ですので、
なかなか行けないという方、証明書取得だけでも
お気軽にどうぞ。

 

番外編【業務内容ご紹介①】

今日から年末特別企画:番外編として、
業務内容のご紹介をいたします。
(詳細を知りたい方は、直接ご相談電話を♫)

第一弾はふだん全く宣伝しない「夫婦関係調整・離婚公正証書相談」を。

まず皆さんは、離婚だ=弁護士だと思いますよね。
離婚相談も含めて弁護士でなければ厳しいというのは、
以下のような事例の場合です。
・あきらかに双方の争いが大きく、直接本人たちで話し合える状況ではない。
→ここでよく勘違いした人が多いのが、離婚自体楽しいものではないので、
自分が話し合いたくないから法律家が代わりに話してほしいというアゴが外れそうな内容。あなたのお母さんへご相談ください。意外にあるんです。
また反対に激情してこじれているケース、様々ですね。
・双方に財産があり、親権・資産をしっかりと話合う場合。
・DV等にて心身ともに窮迫な場合

今までの経験上、弁護士紹介となる本相談は100件中、1件あるかないかです。圧倒的に多いのが協議離婚になりますし、夫婦関係調整は調停を行うことが確実な場合になりますからやはり少なくなります。もともと日本人の気質上争うことはよしとしない方がまだ多いからでしょうか。

またここ数年で多いのが、当事者双方の親同士が本人たち以上にもめています。そりゃどっちの親も自分たちの子がカワイイに決まっていますからね。
私の依頼者の方たちに一番多いのが、「自分の親には心配かけたくない」という方です。子ども(孫)もいるなら尚更、歳をとってきた両親に自分のことで迷惑をかけたくないとつらい状況の中をなんとか解決に向けてご来社されます。

夫婦関係の調整でも離婚でも、渦中にいる本人は、
本当に苦しくつらい、ゴールや解決がみえない毎日です。
私は、よく分かります。この時期はいつまで経っても忘れられません。

だから時には厳しくお伝えすることも。
夫婦の住宅もローン残債が多くて、
小さなお子さんもいて、単独の生計が成り立たない人が
なんのために裁判までしますか?その時間やかかる報酬、お子さんの学費や今後の生活費にと思いませんか?と。

解決に向けては各々個人の考え方次第です。法律に正解は書いてません。
行政書士は本人に代わって、相手方と交渉したり、
話し合ったりすることは一切できません。
業務として分かりやすいのが、離婚公正証書案を作成したり、
夫婦関係がもう一度やり直せるための文書作成等をお手伝いします。

書類にするまでが、何よりも大変なんです。
何年たってもどんな案件でもおなじです。文書だけなら簡単。

依頼をお引受する際に約束するのは、
必ずふたたび笑顔になるまで、どうしていくのがベストか、
一緒に寄り添って依頼者と一歩ずつでも進みます。
終わりがないことなどありません。私の元気をお分けします。

 

 

コラム【本年もありがとうございました】

2017年も本当に皆さん、お世話になりました。
心から感謝いたします。

たくさんある行政書士事務所の中、
こんな怖い?!代表の事務所に多くのご依頼をいただきまして、
名古屋イチ、世界一、幸せな行政書士事務所だと実感しております。

今年は新しい仲間も増え、20代、30代、40代が揃うバラエティー豊かな会社になりました。また例年以上に建設業の新たなお客様のお手伝いをすることができました。期限迫る申請もしっかりとチームメンバーで乗り切っていたのが本当に心強く、たくましく成長していることを何よりの自慢に想っています。

離婚や相続をサポートさせていただいた皆さん、よりよく進んでいることと
案じております。
また仮想通貨交換業の登録申請やAPECカードの申請、
各種マニアックな申請もどんどんお手伝いすることができました。

産業廃棄物収集運搬業の許可申請は、
改正前後も含めて多くの都道府県にて許可をいただき、
ほんと、各県によって違うなーーーというのに今更ながら驚きました。

風営も経審も今以上に増えていくこと、工夫します。

帰化の許可が下りた皆さんもおめでとうございます。
まだ長くお待ちの方は、今度こそ。
そして、何より今年は永住申請の惨状ブリは文章に書けません。
このお休みは、猛勉強しなおします。

そして一番は、法人化したこと、東京へ支社を出したことですね。
事務所名に恥じないよう、生き生きと邁進していきたいと思います。

最後に、本当によくみんながんばった!
ありがとう!私の踏ん張る原動力になります。

そして選んでくださっている皆さま、
今年もありがとうございました。
お陰様で良い年を迎えることができます。

来年もどうぞ名古屋・東京行政書士法人をよろしくお願いいたします。

代表 松井 由香

 

お知らせ【電話回線の不具合と年末年始休業の再案内】

いよいよ明日で仕事納めです。
しばらく名古屋本社の電話回線がトラブルで
つながりにくくなっておりました。
せっかくご連絡を頂戴した皆さん、
本当にご迷惑をおかけいたしました。
原因は今のところ解明されておりませんが、
またお気づきの方はご一報いただけると嬉しいです。

年末年始休業の再案内も。

今年は名古屋本社も東京支社も

12/29金曜日~1/4木曜日までお休みします。

急用の方は、
松井の携帯までどうぞ。

070-6583-3862

 

コラム【真心をそえる】

フィリピンミンダナオ島の台風被害の皆さま、
一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。家族・親戚をとても大事にされる素晴らしい国民性を多くのフィリピン国籍の皆さんに教えてもらっているので、
どんなに心を痛めてるか、心配している代表松井です。

今年もあと残すところ1週間となりました。やり切って終えたいと思います。
尊敬する大先輩の大好きなとねさん(港区:刀禰商店さん)の教えで、
いつも見習い、モットーとしているのはどんな仕事(仕事以外であっても)も
必ず「真心をそえる」ということです。もう一つプラスαなんですね。

仕事しているだけで、やってる気になってはいませんか?
お給料いただいて、仕事を完成させることはあったり前のことです。

選ばれる行政書士になるには、通常の業務完了を行うのはプロとして当然、
選んでいただいた皆さんに必ず感謝でお返しする、
もう一つ、私ならではのありがとうの心がないと次はありません。
若くても社会人経験が少なくてもできる人と、それができなきゃダメな立場なのに目の前の仕事を行っているだけで満足している人では何が違うのか。

仕事に対する真摯な姿勢、人に対する情熱です。

謙虚な気持ちで仕事に向かい、努力する人には、自然とたくさんの真心がプラスされています。どんな人に対しても(見返りや損得を求めず)分け隔てなく変わらない人は、ご縁に対する気持ちが情熱となって表れています。

今年も真心をたくさんそえて年末の〆をがんばります。