コラム【平成30年在留資格取消件数:出入国在留管理庁】

ここ数年の台風や集中豪雨は、ハリケーン?なのか、
規模や危険度等のカテゴリにそれぞれ名称を変更して、
高齢の方や子育て中の方でも準備の度合いが分かりやすい
システムがあるといいと想う、名古屋・東京行政書士法人
松井ゆかです。

先日、公表された昨年の取消件数、約900件。http://www.moj.go.jp/content/001303052.pdf
前年の倍以上の件数です。
法定の取消処分は、分かりやすく言うと
「よっぽどひどいのが明らか」なんです。

国別ではベトナム国籍が半数400件以上で、
続く中国、ミャンマーとなっています。
やっぱりな、というのが入管実務を扱う行政書士としては、
ここ数年のベトナムの子たちのモラルがないのは著しい。
送出している人たちなのか、関わる日本人が悪いのか、
アジアの中でもまじめな子が多く
私が大好きな国ベトナム。なのに。幻滅しそうです。
きっと一部の人を除けばなんだけど、現状はひどくて、
一時期の中国籍の人たちをみるようです。

特定技能もはじまって、
本当にこのまま日本国としてキチンとした方針も
ルールも明確に打ち出さないまま、何十万人という外国人を
受入れていって本気で大丈夫なんだろうか。
これ以上自治体や企業や団体まかせでは、
失踪者も場合によっては犯罪も増えてしまうのではないか。

外国人からたくさん日本の良さを教えてもらった、
学んだ私だからこそ、キチンとしている
外国人を、日本人じゃないからと言うだけで、
悪く言われたくない。

付け焼刃的に外国人の労働力だけ頼り、
要らなくなったら帰国してもらう制度、
私は中身を勉強すればするほど、失望している。