コラム【日本の建設現場の素晴らしさ】

師走になり、あちこちで工事が行われています。
普段の道路も混雑・渋滞、混み合う時期に工事が重なり、
ドライバーとしても年の瀬も重なりつい、イライラしがちです。
皆さん、安全運転でお過ごしください。
建設業氷河期といわれた時期に行政書士になった私は、
公共事業であってもそうでなくても、渋滞でもなんでも建設現場があるのが、
嬉しい限り。建設業の皆さんには、しっかりと行政書士松井を育ててもらい、
今も感謝で邁進します。

日本の建設現場は、私たちが目にする限り、
例外はさておき、いつみても資材や道具はキレイに整理整頓され、
重機のメンテナンスも行き届いているという印象です。
たまたま私が建設業大好きで、そう見えてるのかな?と思っていましたが、
ときどき海外に出かけると、やはり一目瞭然、圧倒的に違います。

海外では、ちゃんとしている国の方にはお叱りをうけますが、
建設中の建物なのに、足場がちゃんと組んでないところなんて珍しくない。
→これで、何作るの?みないな。人工さんたちの安全は?なんてほど遠いです。
とある国で、、、というより日本以外でなんてのも過大な表現ではありません。
え?これどこまでが建設現場?とか、資材なの?ゴミなの?というぐらいいろんなものが
散在しています。また職人さんと思われる人たちも働いている人もいれば現場で座っている人もいる(笑)

自分の印象が確信に変わります。
日本の建設現場の多くでは、朝、みんなでラジオ体操をする。
若い職人さんたちにとっては、
面倒くさい行事かもしれませんが、ちゃんと体を整える準備運動の意味も含んでいます。
一日中、自然の天候に左右されながら、寒さ、暑さ関係なく頭と技術をもって力仕事も行いますから。

キチンとした仕事を仕上げるのは、準備が大事。
これは仕事の鉄則ですね。だから、現場も必要なものが適材適所、整然と配置してある。
加えて、必要最低限の人員で、決まった工期に完成しなければならない。コストも考えてます。
みなそれぞれが任された部署のスペシャリストでないと、次の現場のオファーがない厳しい状況は、
業界問わず、どの分野・業種も同じだと痛感します。

各現場の親方さん、現場責任者、事業主もそれを頑張って元請・下請とチームになって作り上げる。
建築物は加えて、絶対の安全も求められます。

その創意工夫が、素人の私たちがみても建設現場には表れているのではとおもいます。

行政書士の私たちがお手伝いするのは、
数ある頑張った現場が書類になっているものを手にさせていただきます。
段ボール箱に入る勢いの書類の量であっても、経理さんがそれをまとめてくださった書類でも、
大切にチェック確認していけるのは、素晴らしい!と誇れる建設業のみなさんだからです。

個人的には、ユンボの資格を取りに行きたいと思う松井でした。