コラム【障がい者総合支援法とならないかしら】

今週は雨が多いです。油断は禁物ですよ。
皆さんも体調お気をつけください。

街を歩いていても、新聞メディアを読んでいるとしても、いつもいつも気になることがございます。

それは「障害者、障碍者」と害が使用されている事です。

障がいは害なんかではありません。残念で仕方がないです。
平成25年に改正された法律も

障害者総合支援法 ですからね。せめて国の法律名から変更願いないでしょうか。

法律家になってからずっと発信しているフレーズです。
モノにあふれて情報にもあふれて、豊かな国なのに、自分と関係ないとなるとあまりにも無関心すぎること、
また身近にあっても排除?!区別したがる方が多すぎるように思います。
当たり前に過ごせることがどんなに幸せで恵まれたことか。

障がいに対して理解がないのが一番の原因。
知らないことは同じ時代を生きる人としても意識を変えていきませんか。

できないことはできる人が補う。

助成金や補助金を配布することがいいんでなく、
1人1人の意思・可能なことをできるだけ尊重して、一つでも自立してできることをサポートできることが
大切だと考える一人であり、私自身、教えていただいたこともたくさんあります。

ホームや施設で利用される「作業」という言葉も大嫌い。

皆さんが様々な施設で行う仕事は、すばらしい仕事・志事です。

決して、作業なんかではありません。

きっと昔ながらの慣例でこの言葉が残っているだけかもしれませんが、

私は1日も早く偏見とも思えるフレーズがなくなることを願ってやみません。