コラム【終戦記念日】

今日、この日をもって日本国は戦争が終わり、
信じられないぐらいの平和と戦争を放棄した素晴らしい国になりました。

命をかけてこの国を守ると意に反してでも出陣してくださった先人たち、
遺された人たちの想像を絶する努力、我慢の上に成り立った恩恵そのものです。

時代を繋ぐ私たちも、当たり前のことと感じれる今のこの時代に心から感謝し、
これからの子供たちに伝えていく日だと思います。

ふと周りを見渡すと自信を持っていい国だと心から伝えれる大人は何割いるんでしょうか。

こんなに豊かなことも恵まれている現状でも、目線は自分のスマホの中だけで、
何をどうしていいのか、迷っている人が多く感じます。
何を信じていいのか、国家的な道しるべがないような幸せ飽和感もあるのでしょうか。

贅沢病です。どんなに自分の想うような答えを導き出したくてもスマホでは検索できません。

一歩、日本を飛び出しそれぞれの世界をみたら、
おのずと答えが見つかるかもしれません。

自信を無くした日本の若者たち。そう思ってしまいます。
先人たちは、そんな軟な気持ちで挑んできてくださったわけではありません。

私もこの平和の恩恵を受ける戦争を知らない世代の母ちゃんとして、
息子に出陣前に作る至極の最後の弁当を作らなくてよかった、どんな想いだったんだろうと
改めて感謝し、次につなげる誇り高き日本人なんだよと子供たちと分け隔てなく伝えていかなければと思いました。

この太平洋戦争で亡くなった方々に心からご冥福を申し上げます。