いつもはたくましい声で業務を行う松井ですが、
おかげさまで一男一女に恵まれ、来週月曜日は卒業式に参加のためお休みをいただきます。
2月の月末でもございますが、
どうぞ皆さん、わがままをさせていただきます。
前田さんがしっかり留守を預かってくれるので、
通常通り、遠慮なくご連絡をください。
本当にあっという間です。
子育てって親育ちだと、子どもを通していろんなことを学びました。
小さいときは、子どもにとって良かれと思ってうるさく言ったこと、
自分の失敗の教訓を一生懸命伝えているだけで、本人たちにはなんのことやら(笑)
でも信じていること、誰よりも一番に応援していることだけはブレない。
親友にもよくこんなポンコツ母ちゃんで、ちゃんと育ってくれたなと教えてもらい、
これからも母ちゃん一番の応援者でいることは
変わりがありません。
行政書士として、日々邁進できたのも実は二人の力、おかげだと言っても過言ではありません。
まだ新人行政書士で、目の前にある相談を受任しようかどうか迷った時は、
自分のこころに必ず聞いていました。
「この業務を受けて、子供たちに胸をはれる仕事か否か」と。
迷う時のために、実は今でも二人のフォトプレートはいつも自分のデスクの近くにあります。
経営者となれば、毎月継続業務がある稼業ではないので、
安定的な収入は、シングルマザーでもある私にはキレイごとではありませんでした。
でもそんなちっぽけな私のプライドを貫いて良かったと思っています。
胸をはって言えない仕事で食べていけないなら、
行政書士という資格が悪いんじゃなくて、私の力がないだけ。
潔く違う職業を選択して,言い訳はしません。そうしなかった幸運とたくさんの人たちからの応援の賜物です。
この世に産んだ以上は、神様から授かった以上は人様のご迷惑にならないような社会人に育てることは、
親として当たり前の責務だと思っています。
息子の卒業式と同様、
母ちゃん仲間の輪に入れるわけもなく(笑)
似合わず泣き虫なので、きっと娘に見つからないよう嬉しくて泣いているんだと思います。
卒業式が始まり遠く娘の姿を見た瞬間に。
なんだか不思議ですが、もう母ちゃん業終わってしまうんかと嬉しく寂しい時間です。