コラム【親孝行】

いつも本コラムをご愛顧いただきまして、
心から感謝いたします。

え?観ている人は奇遇だって?そうですよね。
名古屋行政書士事務所を応援してくださる方たちの賜物だと、
いつも何を発信したらいいのか悩むことが苦手な私は常に向き合っています。

本日のお題は、親孝行です。

孝行娘でない私は、何から話したらいいのか分かりません(笑)
また絵にかいたようないい母親でもないウチの母はある意味、常に私の期待を裏切って
真っ直ぐに愉快な人です。

私が離婚を決断するまでかなり自分を追いつめた時期があったんですが、
一世一代、何年来の決心も葛藤の一大決心、離婚する旨ようやく伝えると、
たった一言「あなたなら大丈夫」って。それだけ。マジか!さすが屈強を作った母です。
友人と遊びに出掛けるのに忙しいぐらいでした(笑)母ちゃん、たまには頼らせてよって。

いろんなお母さんいますが、良くしてくれたから恩返ししようとか、
迷惑をかけずに立派になんとか生きているから親孝行だなんて、
本当に子どもの勝手な思い込みだと思います。親になって分かりますが、きっと見返りなんて求めませんから。

私は何歳からか覚えてませんが、母がこうして毎日元気に過ごしているだけでありがとうです。
そうでもないと、仕事や家庭、母ちゃん業に全力で当たり前のように走れないことも事実です。
たとえどんな母親でも(亡くなりましたが父親でも)生きているウチしか産んで育ててくれた人にお返しできません。
人間いろんな境遇であっても、親に代わる人にたくさんお世話になった人も(私もです)自分一人では現在の自分は到底いないのです。

そう気づきがあった時から、母とはできる範囲内で温泉や食事やいろんなところへ出かけ、時間を共有します。
親孝行ですね、とお声をいただくこともありますが、
実際は、親孝行しているつもりの私が、一緒にいる時間だけでとても癒されていることに気が付きます。
毎日、顔を合わせてなくても無理してないか、頑張りすぎてないかって言葉でなくても想いが伝わってきます。

今では私を支えてくれる大切な人たちへの親さん孝行も忘れないようにと形に行動にしています。

しばらく母さんの声、聞いてないなーって方、今すぐお電話ですよ。
開口一番、オレオレって言わないでね(笑)