コラム【母ちゃん業奮闘記①】

気が付けばもう母ちゃん業卒業間近です。
子供たちとはいつまで経ってもお別れするまで母ちゃん卒業できませんが、
義務教育が高校といわれた昨今で言うならば、
来春の大学生になる娘でいったん卒業になるんでしょうか。

晩婚化といわれてずいぶん経ちました。
だから当時のできちゃった結婚で(笑)若い母ちゃんといわれても、
誇れるものでもなく(;’∀’)また戦友と言っても過言でもない、
子どもを持たない選択をした女子たちをいつも公私ともに応援していたのも大きく、
私自身が子育てなんて、言うこと自体もためらっていました。

だけど、松井さんならではの子育てを、聞きたい、話してよ!と
外国人母ちゃん達の声にも勇気?!をもらい、
私の思い出となりつつ奮闘記を時々、こうした連休のネタ切れ?!(笑)の際に。

心に残る子供の一言、忘れられない言葉があります。

会社員としてバシバシ仕事も母ちゃん業もこなしていたつもりの時の私は、
新しいプロジェクトを組んでいました。
とある企業の在宅勤務第一号として、失敗するわけにはいかないとか、
いろんな重責も背負ってなんでも先回りしてやってたつもりなんですね。

大きなプレゼンを泊まり込みなんてできないので、
始発に自宅を出発して、終電で帰るという強行スケジュールも問題なく
進めていた大一番の当日。いや、前日の夜から高熱の娘。どうしよう。

今でも法律家になっても変わらず、最悪を想定していて、
ここぞ一番でもなんとかなるように、朝になっても熱が下がらない娘の看病に
仕事も母ちゃんも万全で挑んでいたつもりが、素晴らしいチームワークで切り抜けれることが
確信できる前に、
「お母さん、お熱出してごめんなさい。。。」ってしょんぼり冷えピタ貼って起きてきた娘に言われた一言。

私は泣きました。ただただ涙が出て、謝ることなんかじゃないんだよーってギューって抱きしめました。

見透かされていたと思いました。その言葉が全てで。熱を出すことさえも母ちゃんに悪いなんて。
反対に小さな我が子も、母ちゃんをいつも応援してくれてるんだとうれし涙です。

見事そのプロジェクトを成功させた仲間たちにも感謝、今でも私の【原動力】です。
そして、私は仕事も母ちゃんも優劣なんてなく、どちらもかけがえのないもの、
と、恵まれた環境に感謝しています。恵まれた環境だと伝えれるのか、そうじゃなくて会社や社会が悪いと
思うのかは、日々、目の前の業務にどれだけ全力を注いでいるのかの違いだと胸を張って感謝といいます。

奮闘記になってます?シリーズは難しいですね(#^.^#)