コラム【世界共通】

行政書士の前田 智也です。

昨日は、とある士業の研修会に参加させて頂きました。
少々のことでは、物怖じしない性格ですが、錚々たるメンバーに
さすがに恐縮せずにはいられませんでした。
素晴らしき出会いに感謝です。
今までいかに狭い世界で生きてきたのか、身に染みて感じる今日この頃です。

さて、今日は言葉について。

飲食店で食事をしていると、
時々、「やばい」という言葉を耳にします。
前後の文脈からどうやら、目の前にある食べ物を褒めていることはわかります。
きっとその方にとって「うまい」の最上級は「やばい」なんだと思います。
こういった言葉が使われるのは、今に始まったことではないので、
徐々に違和感を感じなくなっているのも事実です。
私だって、一度も使ったことがないと言えば嘘になる気がします。

英語圏はどうかと言いますと、
おいしいものには「good」、かっこいい人には「cool」という
単語を使います。これは何も不思議なことではありません。
しかし、若者は、あえて「bad」の単語を使うそうです。
知らない人が聞いたら、悪い評価を下しているようにしか聞こえないのですが・・・・
これって日本語でいう「やばい」と同じことですよね。

「いい」とか「おいしい」より、もっともっと褒めたい時は、逆の意味の言葉を使う。
日本語で言えば「やばい」、英語で言えば「bad」。
この傾向は世界共通なのかもしれません。
言葉って知れば知るほどおもしろいです。

前田