コラム【帰化申請業務】

事務所を運営しているといろいろあります。

ぶつかる壁に挑むたびに先輩士業の先生方の言葉が胸にしみます。
「松井ちゃんなら大丈夫。」
なんでしょう。なんの根拠もないこの魔法の応援歌は。
経営なんとかタントの肩書の方が聞いたら、
きっと大笑いする業界なんですかね。

今日も尊敬する外国人業務の渉外事件の専門行政書士の先生に
面白い切り口から一喝していただきました。

行政書士業務の一つとして行っている帰化許可申請ですが、
気がつけば、誰にもできない難しい出身国の難題案件をたくさん携わる松井ちゃんなんだから、
自信よりも誇りをもっと持てと。

それがどれだけ社会貢献の一端を担っているか。
もっともっと、誇りを強くもって行けと。

超高齢化社会も然ることながら、
人口の激減は国家として存続が危ぶまれるほど、
我が国は、年金をはじめすでに社会保障も破綻に近づいているんですかね。

人口比率・移民制度の導入・在日韓国人の方々の帰化等
警鐘を鳴らしている専門家の先生方を案内していただき、
私が業務として行う帰化許可申請は、単なる業務でなく、
日本国籍を取得するという重責が担えること、
取得した外国籍の方の未来の子孫も永続的に日本国民として
この国に存在することの意義を学びました。

私の孫たちの世代には、
統計では国家として成り立っていかない人口に近づいています。
その光景を見れないとしても、
そんな悲しい現実はやっぱり嫌です。
永続的に命が受け継がれる、大切なことです。

人生をいつも幸運ばかりで感謝の私は、
出生率のニュースが流れるたびに、
「一応、二人産みました^^」って他人事になってました。
キチンともっと危惧しなきゃならない問題ですね。
横浜市の待機児童ゼロ政策もしかり、
また別コラムでお話しますが、社会的介護も同様の想いです。

厳しくなる一方の帰化許可申請で、
要件が緩和されるのが一番ですが、
私たち行政書士がサポートすることで、
早期取得を可能にできるように全力で挑んでいくと誓います。