行政書士の前田 智也です。
本日は、定款の作成に没頭しておりました。
ただ、作成するならば早いのですが、40年近く前に
作成された定款の中身を解読しながら、新しく生まれ変わらせる作業を
しているため、倍時間がかかっています。
旧商法の時の規定が、随所に見受けられるため、なかなか骨の折れる作業です。
だって、会社法の大改正があったのは私が大学二年生の時ですよ。改正後の条文が
ベースにできてますからね。(若いアピール)
ところで、定款を作成している時、ふと気が付いたことがあります。
定款では「、(読点)」ではなく、「,(コンマ)」を使用することが多いです。
なんでだろうと調べてみると、根拠ってあるんですよね。
「公文作成の要領」 (昭和27年4月4日内閣甲第16号依命通知)
内閣官房長官が各省庁にあてた通達です。
ここには、横書きのときは、「,」及び「。」を用いると書いてあります。
おそらく、みなこれにならって法律に関する文書は「,」を使用することが
多いんではないかと思われます。
書類作成のプロとして、一つ勉強になった今日この頃でした。