いよいよ10月に入りましたね。
よし、今年はうまく行っているぞ!という方から、
思いの外頑張っているんだけど、もう10月かよ(笑)という方も
皆さんそれぞれ、今年も後残り3か月、全力でいろんな想いを胸に走りましょう♪
行政書士はよく何やってる仕事かわかんない(笑)というお声をいただきますが、
外国人の方が日本で働くために、過ごすために(旅行等短期以外で)
そのビザの手続きを外国人や会社の方に代わって手続きを行う資格が
「申請取次」行政書士としてございます。
行政書士という国家資格を取得してもある一定の講習を受け、試験を通過して、
各管轄の入国管理局局長から申請取次証明書(別名;ピンクカード)を交付いただいて業務ができます。
分かりやすく言えば、法律で認められている人以外は、
他人や会社に代わって、その手続きができないように日本では決められています。
海外へ出てgyouseishoshi-lawyarという資格がある国がほとんどないのも現状なので馴染みがないのも仕方ありません。
ご本人や直接その外国人を呼びたい直接の関係者は他の手続き同様、ご自身で可能です。
こんな題名コラム、読む人全国でも限定だなということで、二つあるある話を(笑)
担当を前田さんにバトンタッチした名古屋入国管理局へ、
所属する愛知県行政書士会・名古屋支部の副支部長として
今月は行政書士の広報月間としてご挨拶のために訪局。
久しぶりの名古屋入管に私はこれまで多くの申請と共にたくさんの人生をお預かりできた貴重な行政書士として、
改めて依頼者さんのいろんな方のお顔が浮かぶ幸せな時間と入管窓口の皆さんにもいつも快く対応してくださって、
感謝の気持ちを楽しむ間もなく窓口カウンターに一人の男性の怒号の声。え?マジか!!
内容は、なんで先ほどご案内した行政書士等でなければVISA申請ができないのか!!と
もーーー、おせっかい松井、おばちゃん松井、めっちゃ言いたい!
いつもお世話になっている窓口の方たちを救いたい!ってなる、もーあともう少しキレたら、マジ怒る!ってところで
キチンと対応されて、これが日常ならば本当に行政書士をもっと周知できてないことを恥じなければと真摯に反省の出来事でした。
力不足を痛感しました。
もう一つは、遠方地域、他府県からの問い合わせで、
この申請取次制度も行政書士であることも熟知して、書類は一切こちらで作成しますから、
提出代行だけお願いできる行政書士事務所を探しているんですというものです。
駆け出しの行政書士、これから入管業務をやりたい行政書士には魅力的なお話ですよね。
そもそも、です。きっぱり私は御断り。
これだけのたくさんの外国人の方の人生をお手伝いして、書類提出代行で何ができますか?
VISAを取得することは、これから日本で生活するその方たちの人生をお預かりします。
反対に、私は日本以外の国で発行されている公的書類を、
日本の書類のように信用していません!と断言できます。
それを間違いない書類とするために、一生懸命できない外国語でいろんな方のサポートを受けて、
ご本人や関係者と面談してつなげます。ようやく確信にできれば書類にして、入管に提出し審査を待ちます。
これから入管業務を行う申請取次行政書士の皆さん、お気をつけください。