夏休み最初の週末です。
たくさんの家族連れに微笑ましくなりますね。
今日は私のこころの持ち方のコラムを。
ある依頼者さんは、外国で育ちとても苦労した
幼少・成年時代を過ごされたそうです。
両親・姉弟や親せき等、
あまりいい思い出はありません。
出てくる言葉は恨み・辛みのものが多く、
日本にきて、必死で働いて現在の自分があるが、
生きていてもあまり楽しいことがないとお会いするたびに嘆いています。
ご苦労をされて生きてきたこと、伝えたかったんですね。
わたし自身も平坦な道のりで行政書士になったのではありません。
他の人よりも少しだけ依頼者さんの近くに寄り添えるのは、
遠回りしたかもしれない私の人生経験からかと感謝しています。
例えば、ロクに育児もしない親さんに対して、
「施設に預けてもらった方がマシだった」と考えるのではなく、
→「こんな親でも私を捨てずに育ててくれてありがとう」と
こころの持ち方を少し変えるだけで、
世界が周りがかわってみえてきます。自分自身のこころが一番楽になるんですね。
なあんにもなかった自分への防御法だったかもしれないんですが、
今では、相談者さんにいろんな角度で伝えていくことができます。
今ここにある自分に感謝です。