コラム【くだらない事の大切さ】

コロナ感染が加速しています。
緊急事態宣言の都道府県も増えていく一方ですね。

まだまだワクチン接種もままならないまま、
会食を自粛しろ!となれば仕方ありません。
本当にわずかな補てんがある飲食店さん、
そして何も補償もない他業種の私たちは生き残る工夫も
企業によってさまざまです。
もともとお金儲けが上手な人にとっては、
こんなご時世でもますます活かしてヨシ!ですよね。

本日はコロナ禍まで当たり前に終業後の飲み会や
新年、忘年、歓送迎会という集まりのくだらなさに焦点を。
今となっては、なんて大切な時間であったとさえ感じます^^

もちろん、安全が第一ですから、開催できない今は論外です。

これまで常識的に当たり前にあった飲み会とやらは、

本当になんの生産性もないかもしれないし、
お酒を好まない方には苦痛の時間でしかないし、
早く自分の時間を満喫したい人には、何の意味もない集いだったんですが。
私は、とってもこの何気ないくだらないと言われる各種会が
どれだけ人々の潤滑油になっていたのかと思う人間です。
今のテレワーク、くだらないという人には最善の世の中ですね。

ぜんぜん切り口は違うんですが、
運動会が運動会でなくなってしまったのと少し似ている感じがして。
ある時から、みんなが一番、優劣つけるのはよくないと
「全員リレー」という競技種目が出た日には、
今のオンライン飲み会とおんなじくらい驚いた。
何の意味がある!って。足が速い遅いがあるからいいんだって。
得意や苦手をそれぞれ個性で認め合うからいいんじゃないかな。
頭がいい子と悪い子といて、みんな一緒でいいなんてないでしょ。

足が速いことはオリンピックに出るくらいしか意味がないわけじゃない。
運動だけでなく、いろんなことに大切なくだらないと
言われることはたくさんあると思います。
飲み会だって、会社ではイマイチどこにいるか分からない人でも(笑)
宴会部長や課長は必ずいるし、とっても必要。(特には必要悪?)
その人たちを介しての人間模様、人という生きもののいろんな角度が分かる。

行政書士の業務も
相談者と華々しく法律相談を繰り広げる場面もあれば、
人知れず、本当にコツコツ地道な作業を調べ物を際限なく
繰り返すときもある。すべて大切な部分であって、
どれ一つ欠けては成り立たないと私は想っている。
だけど多くの行政書士希望者は、華々しく相談者と話す事だけを
行政書士の仕事と思っているんですね。
その希望者たちは、調べ物や作業はくだらない仕事、
自分がやりたい仕事じゃないと思っている。
バッカだなー、くだらない事ほど大切なことがあるのにね。
人知れず積み上げたことが必ず自分に返ってくることもあり、
ぜんぜん日も当たらない事もあるけど、
実はくだらないことなど一つもないと大切に想う時がある。
さーーー、明日は名古屋出入国在留管理局で大勝負だ(^^)/