コラム【生きてこそ】

師走になると電車通勤に未だなれない私は、
列車事故や人身事故による遅延のアナウンスに
心つらくなります。

遅延自体は、仕方がないんですが、
乗客である大多数の人たちが
それを日常のように他人事のように感じてしまっている空気感に未だ慣れません。

自殺大国日本です。毎年3万人の人が
命を落とすなんて、こんなに豊かで恵まれているはずなのに
国もこれといった政策もできず、異常事態ですよね。

私は業務で日本で長く永住する外国人の人たちに、
これからもコラムでも書きますが、日本の良さを教えていただいています。
日本人である私が知ってなきゃいけない良さを国籍問わず外国人皆さんに教えられています。

それを文章にするのも、業務の一つだからなんですが。

生きてこそ。

何のために人は働くか。何のために生きてるか。
残念ながら死を選択するとき、事も否定できません。

生きてこそ、って思うのは、

生きないと選択して生涯を閉じた末には、
周りに家族をはじめ無数の後悔者がいるということ。

それでも生きていかなければならないんです。

ずっと自責の念をかかえながら。

私は、行政書士業務を通じて社会貢献を伝えていますが、
どこまでできるのか分かりません。

いつか人身事故も無くなる日がくれば。