お知らせ【永住申請要注意・新たな要件:名古屋入国管理局管内】

11月も後半戦です。東京書士会へ引越しした松井です(引越ししたのは夏なんですが)気分はまだまだ名古屋から抜け出せないのが正直なところ。

今年は入管業務の永住申請にとって、未だかつてない経験をしています。
本コラムを読んで下さる外国人の皆さんへここだけ話を。
永住許可となる新たな要件として、年金の支払状況(来日後、支払・加入義務の時点で未払い・未加入がある場合は1月でもあれば不許可<2017.11現時点での状況>)が何の予告も追加確認もなく、突然「不許可」の大きな要件として加わりました。
もちろん、ねんきんの支払は国民の義務です。中長期在留者も該当しますが、それをなんだ!と言っているのではありません。
いくら法務大臣の自由裁量とはいえ、申請から10か月以上待ち、なんの確認もなく不許可の案内。個人的には憤りを感じました。今度からこのルールなんでと言われればそれまででしょうが。貴重な皆さんの日本での生活時間を待つことに費やされています。

また詳細はHP内でお伝えしていきますが、
永住申請相談にお越しの外国人の皆さんは、
ねんきん定期便か社会保険事務所さん発行の「被保険者記録照会回答票」をご持参ください。

永住申請を託してくださる外国人みなさん一人一人の顔がすべて目に浮かびます。今まで以上に精進して必ず笑顔となる日に向かって努力し続けます。
「やっぱり松井さんに(事務所に)頼んでよかった」この瞬間を力にしています。