コラム【若い世代が働くことに希望を持てない理由】

今朝は台風一過で、こんなに綺麗な名駅ビル群です。私の通勤路を思わずパチリ。一番奥にそびえ立つのが、あの名古屋を象徴した大名古屋ビルヂングですよ。左中段に赤い煙突みたいな看板があるのが、名古屋・東京行政書士法人の本社ビルです。6階ですよー^^
どんどん名駅は様変わりします。居て思うんですから。すごいです。開発についていけない。

さて、先日ご縁あって名古屋のベットタウン春日井で受けた講演で度肝を抜かされました。
それは、先進国の中でも日本人は嫌々働いていて、従事している会社の事が嫌いな人は6割?7割?以上にもなるブラック先進国だったんです。まぢか。生計のために働いている人がほとんどで、
仕方なく、生きていくために人生の大半の仕事に従事しているそうです、先進国最下位でも仕方ありません。どうしてなんでしょうか。

素直でない私はそんな訳ないと、若者の就職事情ありったけ調べました。

そうするともっと驚いて、学生の頃にアルバイトや社会と接点をもった子たちほど、働きたくない、大人になりたくない、だけど我慢して、志事とはつらくそういうもんだと実感していることが分かりました。

具体的にはなんでか、私たち大人の責任です。
コンビニに行ってもレジの店員さんにありがとうすらない、
飲食店や製造業で社会勉強すれば、余裕がない大人たちが働いていて、
真面目な若者だからこそ、一生懸命頑張ろうとする子ほど、

お客や正社員たちの大人たちに罵倒にさらされる。
嫌になるの当たり前だわ(名古屋弁で^^)

いろんなお店や会社さんに行って、肌で感じて働かせてやってるんだから、雇ってやってるんだからというという企業に明日はありません。
たとえ、どんなに新進気鋭の儲かっている会社でも。

大人、変わりませんか?
どんなに理不尽でイヤな仕事をされてるかもしれませんけど、
まずは自分から変わる、感謝をする、レジを打ってくれた子に食事を運んでくれた子に、目に見えない製品を作ってくれた人達にありがとうを
始めませんか。
そうしたら、目の前の何気ない苦痛な仕事からも、社会に出れてない大人たちでも、廻り回って輪廻して、自分にいつかかえってきます。

私は学歴も能力もなにもない、経営者だと自覚していますが、
働くことを通して、本当にたくさん学び感謝して、たくさんの気づきと成長があります。そんな事が当たり前のこの国でなくなることを危惧しています。

働くことは、希望だと背中で伝えていきたいですね、大人たちとして。