行政書士の前田 智也です。
NHKのプロフェッショナルという番組がとても好きです。
様々な業界のプロフェッショナルが登場し、プロゆえの苦労、
信念、考え方を密着しながら、プロの素顔を垣間見せてくれる番組です。
番組の最後には、必ず密着している方に
「あなたにとってプロフェッショナルとは?」という質問をしますが、
おもしろいぐらい皆様それぞれの定義があります。
興味のある方は、ぜひ見てみてください。
かく言う私も1円以上書類作成によって報酬を頂いているため、
書類作成のプロと自負しています。
私の携わっている仕事は、はっきり言って本人でもできることです。
自分で作成しようと思えばできることをお手伝いしています。
だから、誤解されがちなのですが、自分でもできる手続きに
高いお金を払って専門家にお願いするなんてもったいないと
思われてしまうことがあります。
確かに、インターネットに申請書のひな形があって、必要な書類が
ホームページに掲載されていれば、できそうな気がしますよね。
確かに、その通りです。
でも、よく考えてみて下さい。
手続には必ず法律という根拠があります。手続きの方法や
必要書類が法律に定められているはずなのです。
その根拠を知らずして、ただホームページに書かれた必要書類を集めて
申請すれば、行政庁に思いがけない指摘をされることがあります。
そして後戻りできなくなることがあります。
だから、私たちは、なぜその書類が必要で、何の確認のために、
用意すべきなのか、根拠となる法律まで勉強して手続きをお手伝いしています。
書類を作成する「作業」だけを行って報酬を頂いているのではありません。
そこに私たちの存在意義があるのだと思います。
自分で手続きをする前に一度、考えてみて下さい。
私たちは、皆様の味方です。
前田