コラム【帰化許可申請:担当官との想い出①】

名古屋法務局には長くとてもお世話になった名物担当官がいらっしゃいました。
この春にご退官されてしまったんですが、
先日同じ法務局、同じ面接部屋にお邪魔しても存在感が大きくて、
少し寂しい想いがありました。

これまでたくさんの帰化許可申請者さん、ご家族さんに同行し、
国籍法をはじめ多くのことをこの担当官から学びました。

いつも書類の確認は正確で、
戸籍のさかのぼりも韓国本国の書類も翻訳なしで判読し、
時には二人で難解な事案も様々な角度から検証して進めて頂いておりました。

松井さんが持ってくる書類はいいね、と言われた日は泣きそうなぐらい嬉しかったです。
一人前として認めてもらった気がしました。

長年の帰化業務に従事され、本当にお疲れさまでした。

しっかりいただいた知識を生かして、これまで以上に邁進してまいります。