コラム【赤めだか】

行政書士の前田智也です。

連日、寒い日が続いております。
名古屋にもついに雪が降りましたね。
雪の日のニュースで、
通勤・通学途中の滑って転びそうになっている人の
映像を流すの止めてあげてほしいですよね。
本人たちは必死で歩いているのに、恥ずかしい姿を
世間にさらされるなんて、気の毒です(笑)

さて、タイトルの「赤めだか」のお話です。
年末に、嵐の二宮和也とビートたけし主演でドラマ化されておりましたが、
もとは、落語家の立川談春が立川談志に弟子入りしてから
二つ目に昇進するまでを描いたノンフィクションのエッセイが原作です。

私は、もともと笑うことが好きなんです。
笑うことは科学的にも免疫力が向上したり、健康にいいということが
わかっているそうですが、そんなことはおかまいなしに、
笑うことはストレス発散になるので、好きです。

なので、落語もよく聞きます。
アイフォンに落語が入ってるのは、周りでは私ぐらいだと思います。
誰にも言ってなかったのに勢いで公表してしまった(笑)

ちょっと脱線しましたが、落語のことがわからなくても非常におもしろい作品なので
機会があれば、読んでみて下さい。

本作品中で、あの破天荒な立川談志が弟子に言った言葉で、非常に印象的な言葉があります。

「己が努力・行動を起こさずに、相手の弱みをあげつらって自分のレベルまで下げる行為、
これを嫉妬と呼びます。相手に並び、抜くための行動をすればいずれ解決する。しかし、
人間はそうはしない。嫉妬している方が楽だから。現実は正解なんだ。時代が悪い、世の中が
悪いと言っても状況は変わらない。現状を理解し、分析する。そこには必ずなぜそうなったのか
という原因がある。それが認識できればその分析に従って行動するのみ。」

ギャップにやられました。あの談志さんが言った言葉だから、余計に響きます。

私も行政書士としてまだまだ未熟な部分がたくさんあります。
一生かかっても奢ることができません。
これからも日々、精進していきます。

談志さん、素敵な言葉をありがとう。

前田