夏休み真っ最中、凄惨なニュースが連日報道されていて、
心がとても痛いです。
子供たちを守るのは、防犯カメラでも監視カメラでもなく、
深夜に子供たちが街にいたら、大人の私たちが気にかけ、声をかけてあげることが
本気で守ることの一歩になると思います。
さて話は名古屋行政書士事務所、
今日はかかってくる電話のお話を。
お問い合わせは名古屋市内に限らず愛知県をはじめ東海地方全域、
また時には海外からも直接ダイレクトに電話は鳴ります。皆さんからのお声にいつも感謝!
ここ数年、ときどきあるのが、行政書士事務所だけではないと思いますが、
役所の窓口の代わりに堂々と電話で問い合わせをしてきます。社会常識などどこへやら。
入管の電話がつながらないので、、フィリピン大使館の電話がつながらないので、、、と
もちろん、別に答えたくないわけではないんですが、
「私が困っているんだから、教えてもらえて当然!」的な図々しい考え方がイヤなんです。
いったい何さまですか?!!
お客様ですよ(笑)言われそうですが。
本当にそう思うと、日本の行政庁・役所のみなさんは、
親切で素晴らしい対応なんですよね。日本の誇れるところだと実感します。
電話の主は、自分で作った書類を自分で出そうとしているのに、ご自分の分からない部分だけを聞いてきて、
答えがほしいというのも変な話。適当に回答していいならまだしも、私は性格的にいい加減な回答はできません。
行政書士の仕事もただ単に書類が整えばいいというものではないんですね。
そこがプロの圧倒たる違いです。許可を見据えて申請する、当たり前のことですがただ単に自分の手続きをやってるのと全然ちがう角度で
必要な書類や内容を読み込んで準備しているんです。
だからキチンと報酬をいただいて業務を遂行する。便利な無料の御用聞きではないんです。
こんな大人が増えていくのを危惧します。情報もあふれて、なんでもできそうだから、個の世界と現実が分からなくなる。
困った時はお互い様ですが、電話の向こうにもたくさんの生活や時間があり、その時間を割いて対応することへの
ありがとうがなければ、我を通していいものではないと強く思います。子供たちにはそんな背中を当たり前とみせたくないですね。
とちょっとだけこころが暗くなったところへ、
「松井さーーーーん!」と帰化申請中の顧客さんから電話。
許可、下りました!!と真っ先に電話をくださる声から、笑顔いっぱいの顔が鮮明に目に浮かびます。
たくさんの感謝とありがとうをいただいて、
私も心からのガッツポーズ!なによりなによりうれしい瞬間です。
あれ、私、数十秒前まで・・・・(笑)
こころ明るくするのも暗くするのも自分の心次第。
もちろんその先の多くの方とのご縁があるからなんですが、
日々学びです。素敵な週末を♪