コラム【和】

行政書士の前田 智也です。

入管関係の業務に携わっていますと、
外国籍の方に日本のどこが好きですか?
と、伺うことが多々あります。

そうすると、外国籍の方は口をそろえて、
「日本人は、礼儀正しい。思いやりがある。」
と言います。

こんな言葉を聞くと、ついつい嬉しくなってしまいますが、
私も日本人のいいところはまさにその点だと思います。

ワールドカップ開催中に試合が終わると日本人サポーターがスタジアム内の
清掃・ごみ拾いをしてからその場を後にする姿を、世界各国のメディアが
賞賛していることは有名なお話です。

また、最近では一般人が動画を投稿するサイトが増えておりますが、
日本国内での何気ない日常の一場面を映した動画が世界的に
評価されているそうです。

それはどういった場面かといいますと、

複数名の小学生達が集団登校している様子を撮影したものですが、
信号のない横断歩道を渡る際、止まってくれた車に次々にお辞儀を
する小学生達が映されています。

この場面が海外の方の目には「なんて礼儀正しいんだ!!」と映るそうです。

正直、びっくりです。当たり前のことですよね。

飛鳥時代に制定された十七条憲法の第一条には、
「和をもって貴しと為し、(思いやりを大切にし、)・・・・・」と法律に定めてしまうぐらいですから。

日本人として誇りに思います。

前田