コラム【考えるクセをつけること】

今日は父の命日で、甥っ子とお墓参りです。
自分のルーツであるご先祖さまを大切にすること、
たとえどんな親であったとしても、この人がいなければこの世に自分が存在しないことを
子どもたちだけでなく、小さな甥っ子にも伝えていきます。
今朝からなぜか自宅に新しい冷蔵庫を買ってくれと言ってきます、なんでだ(笑)

さて今日は質問からです。皆さんは日頃から【考えて】仕事に取組んでますか?
と尋ねるとほとんどの人がもちろん、はい、と回答しますよね。

私たち行政書士の業務でいうと、
この書類や申請書はどうしてこの添付資料がそもそも必要なんだろう・・・・とか、
どうしたらもっと分かりやすく依頼者さんに回答してもらえるだろうか、や、
最短で申請するには、どんな方法が良いのか・・・・等、様々な角度でいろんなケースを考えています。
もうほとんど業務をしながらも、考え続けていると言っても過言ではありません。

よくありがちなのが、
言われたことはやりますよ、ちゃんと教えてもらったらできますよ的な方。
という出たー”なにさま?待ち”と私は心の中で読んでいますが、やはりいらっしゃいます。
社会に関する危機感のかけらもありません。自分星人ですから。
常日頃から考えるクセをつけていないと、業務・仕事が単なる作業になります。
単なる作業を仕事をしていることと勘違いするという恐ろしい仕事観に成長していきます。
そんな方ほど業務の愚痴をいい、会社に対してもやってやってる感満載で、考えないで仕事しているから遅くまで残業していて、
ますます仕事をしていると勘違いしているんです(笑)
汚い言葉で部下を怒り、同僚の悪口が出ている会社さんはこのような光景が多いんでないでしょうか。

子育ても似たところがあって、
汚い言葉で子どもを怒鳴る母親は、感謝の心を教えることもできず、
自分がやってやっているのに、と子どものために怒っているんだと正当化して、子どもに考える事自体も取り上げます。
もう子どもとしては、言われたら怒られたらやればいいとますます考えず、ただ自分たちのやりたいように進みます。

目の前の大切な様々な出来事に、常に考えるクセをつけましょう。

コラム【名古屋も梅雨入り】

昨日はレアなお酒をたくさんいただきました。
日本酒に、wineにwhiskeyにロシアの炭酸水と日本の水素水も合わせて♫
本当のお酒好きな人に悪い人はいないという共通認識のもと(笑)
翌日健康診断の人も一緒に美味しいお酒と肴で楽しいひと時でした。
今日は摂取したカロリーを少しでも消費しないと。。。

いよいよ名古屋も梅雨入りしました。
こどもの頃から苦手なこの時期、体調も崩れやすいので、
皆さん、お気を付け下さい。

自然の力は素晴らしく、今までまったく目にも止まらなかった紫陽花の木に
きれいな花が鮮やかに咲いていると、あ、もうすぐ梅雨なんだって教えてもらえます。

沈丁花も彼岸花も大好きなさくらも
その時だけの季節のしっかりとした存在感を実感します。

ふだん、行政書士は皆さんの日常生活に必要不可欠ではありません。
ただここ一番のお困りごとや、新しく許認可を取得する等を検討する際、
「あ、そういえば松井さんのところ」と思いだしてもらえることが何よりうれしい事です。

これからも存在感を出していけるよう日々、努力の積み重ねにつきますね。

人を真似たり、盗んだりって結局自分の身にならないんです。

スカッとした梅雨明けまでコツコツ書類作成、勉強勉強です^^

 

 

コラム【ご来社いただき、心から感謝申し上げます】

おかげさまで名古屋駅前に事務所を設けて5年の歳月が経ちます。

行政書士事務所のほとんどは先生が一人で業務をする自宅開業の事務所ばかりです。

お客さん獲得も大変な稼業と言われているのも
鈍感力の女王か(笑)私は周囲の大反対も聞こえず今日に至ります。
その真意を検証するよりもっとイイ事務所、
還元できる皆さんへの利便性を切磋琢磨しています。
何よりも支えてもらって、今がある。それをずっと継続し続けて我がまま放題かもしれませんね。

本来なら、私たちが許可まで最短で欲しいと思っている書類を、
わざわざご持参頂くことも実は多々ございます。直接取りに伺いたいのに、です。

時折、本コラムのお知らせで松井不在とかいうムカつく案内は(笑)
大切な書類を皆さんのタイミングで、わざわざ名駅までお越しいただくのに、
私自身が不在だと、ちょっぴりというか、とても寂しいからです。

ありがとうとお礼を直接お伝えしたい。

毎日、そんなあったかい依頼者さんばかりがご来社する名古屋行政書士事務所です。

心から感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

コラム【日本の戸籍制度について】

行政書士の前田 智也です。

職業柄、数多くの戸籍を目にする機会があります。
物体としては、紙切れ一枚ですが、そこには、
人の人生の経過が記録されています。
私は、そこに惹きつけられたのか、ずっと戸籍制度の勉強をしてきました。
まだまだ、勉強中の身ですが、長年、勉強してきたこともあり、
明治に作られた墨で書かれたような手書きの戸籍も読めるようになりました。
今のところ、どうしても解読できずにお手上げになるような戸籍に出会ったことはありません。

そして、日本の戸籍制度を掘り下げつつ、徐々に海外の戸籍制度にも興味が出始めました。
これからは、日本に限らず、世界の戸籍制度の勉強も少しずつしていきたいと
考えています。特に中国の戸籍制度は日本とは大きな違いがあり、
驚きの連続です。機会があれば、本ホームページでもご紹介したいと思います。

さて、何度か戸籍を取得されたことがある方ならお気付きだと思いますが、
戸籍を遡り続けてもある一定の時期までした取得することができません。
保存期間というものが戸籍法に定められているため、建前上は、
遡り続ければ、取得できない時期に辿り着くことになります。

でも、保存期間を経過したら、本当に廃棄してしまっているのでしょうか。
廃棄しているものもあるとは思うのですが、どうやらすべてが廃棄という訳では
ないようです。

現在、取得できる戸籍は明治19年式戸籍までだと思います。
(家督相続の記載や戸主が記載されているもの)

それより、前の戸籍は私でもお目にかかったことがありません。
それは、今どこの市区町村でも取得することができないと言われています。
明治5年式戸籍(いわゆる壬申戸籍)と呼ばれるものですが、
閲覧や謄本が取得できない理由は、
そこには当時の身分制度が明記してあるからです。

実は昭和40年頃までは、閲覧することができたのですが、
身分による差別を招き、不利益を被るケースがあったことから
今では完全に閲覧を禁止しています。

日本でも調べてみればさまざまな戸籍の歴史が存在します。
その歴史を辿って出来上がった戸籍が今の戸籍です。
そこに浪漫を感じてしまうのは私だけでしょうか。

ご静聴ありがとうございました。

前田

 

コラム【文化の違い】

行政書士の前田です。

私たちは入管業務や帰化の申請のお手伝いをたくさんさせて頂いているので、
外国籍の方からの電話がよくかかってきます。
慣れない日本語でも一生懸命、話してくれれば、こちらは何とかそれを理解しようと
努力をするのですが、日本語で伝えることを途中で諦めてしまう方もいます。
中国語を話せない私がいけないのですが、とても残念に思います。
難しい単語を使わなくても知っている日本語を羅列して頂ければ、
何とかこちらは理解しようとしますので、諦めずに伝え続けてほしいと願います。

しかし、そんな不甲斐ない自分自身に腹が立ち、中国語の勉強を本格的に始めました。
ペラペラになるまで、勉強し続けるので、もう少し待っていてください。

中国語を勉強して感じることがあります。
同じ漢字を使用する国同士なのに、言葉に大きな違いがあるのです。
何が言いたいかといいますと、いくつか例を挙げます。

中国語で「東西」と言うと→「物」という意味
中国語で「酒店」と言うと→「ホテル」という意味
中国で「愛人」と言うと→「配偶者」という意味
中国で「手紙」と言うと→「トイレットペーパー」という意味

などなど、たくさんあります。
厚切りジェイソンというアメリカ人の芸人が、日本語の勉強をしていたときに感じた
疑問をいじって笑いをとっていますね。「Why Japanese?!」と叫んでいるのが
印象的です。

私も叫びたいです。「Why Chainese?!」
でも、中国語を勉強すればするほど、中国のことが好きになっていきます。
しっかり勉強するので、もう少し待っていて下さいね。

前田