コラム【帰化の許可】

天気の良い週末の名古屋です。

先日、とても嬉しいお知らせがありました。
帰化申請の許可のご連絡です。
法務省の官報を毎日チェックしない限り、
行政書士には法務局から連絡は来ませんので、
ご本人さんやご家族さんからのご連絡が一番です。

本当に本当に何にも代え難い嬉しい瞬間です。

許可までは、様々なケースがあります。
どんなに困難なことがあっても、
もうこれ以上疎明しようがないと行き詰まっても、
国籍取得のこの瞬間の喜びを、
分かち合えると確信して進んでいきます。

今回の許可のお知らせは、
72歳のお誕生日を迎えられた特別永住者
お姉さまです。本当におめでとうございます。
心からお祝い申し上げます。

とてもお若い方なんですが、
年齢というナンバーでいくと高齢者と呼ばれる世代。
本国書類も日本の書類も整えるのが困難です。

この世代の方の帰化許可手続きは、数多く取り組んでいます。
そして許可を必ずいただいています。
私は自分の父や母だと思っていつもすすめています。
ご苦労された世代、
一緒に泣き、笑い、緊張の面接に付き添い、許可を待ちます。

私が心に染みるのは、
”日本に生まれ、日本で育ち、日本で暮らしてきたので、最後は日本人で死んでいきたい”という言葉。
松井さん、これで選挙に行けるね!って嬉しそうにお話されることが、
私自身の強いエネルギーになっています。

コラム【プーシキン美術館展】

念願の美術館展に気がつけば一番大切な人が一緒に出掛けてくれました。

開催期間も残りわずかなのもあり、
久しぶりの美術館も多くの観覧者で賑わっていました。

本物の絵画に出逢えること、とても貴重で
これだけの絵画を一気に観ようと思ったら、
欧州を旅行しなきゃダメか、国内美術館をその都度、ハシゴしなきゃなりません。

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圧倒的な本物の存在感はいうまでもなく、
かけがえのない時間を過ごせました。

本物の存在感と向き合い
行政書士としてもっと研ぎ澄ましていきたいと
改めて自分と向きあえました。

いつでも進化し続けること、
それには革新的な経営手法でなく、
不器用な私でもできることは、問いかけ、検証し、反省し、次に生かし、実践する。
この繰り返しだと心に誓います。

行政書士の業務を通して社会貢献

一瞬一瞬が貴重な時間、
まだ今度も、いつかもなく、今を、この瞬間を大切に進むこと、
どんな依頼にも変わらず想います。

 

 

コラム【行政書士とは①】

皆様、おはようございます、
スーパーアシスタント則竹でございます。
略さずに書きますと、スーパー肉食系アシスタント則竹でございます。
好きな食べ物はラーメンと焼肉でございます。

それはさておき、今回のコラムのテーマは
行政書士とは①”
でいきたいと思います!!

行政書士の仕事のひとつには、
依頼者様から依頼を受け、報酬を得ての許認可等を取得するために、
官公署(市役所や警察署など)に提出する書類を
正確・迅速に作成し、窓口で申請することがあります。

簡単にまとめますと官公署と皆様の橋渡しをします。
具体的には建設業許可ビザ帰化申請
なじみ深いところだと車庫証明(自動車保管場所証明申請)も行政書士の仕事です。

行政書士が正確・明瞭に提出書類を作ることにより、
皆様の権利や利益が守られ、さらに官公署(市役所や警察署など)にとっても
効率的な処理ができるというメリットがあります。

正確・迅速・明瞭

名古屋行政書士事務所は、
正確に、名古屋駅すぐの立地を生かし迅速に、明瞭に、
皆様のお手伝いをさせていただきます。

コラム【帰化許可申請の際の長期出国】

国際業務を行っていると
国内だけでなくさまざまな国からお問い合わせをいただきます。

先日は行ってみたい国「アラブ首長国連邦」に
赴任中の相談者さんから。

”どれぐらい出国していると申請に影響があるか。”
よくあるお問い合わせの中でももっとも悩ましいところです。

申請者によって様々な要件がありますが、
一般的には、
1年間のうち、6ヶ月以上出国している場合は、

帰化の要件の一つである
一 引き続き五年以上日本に住所を有すること。
国籍法第5条1項

という居住要件が満たされないとみなされます。

また出国自体は短い期間(2週間等)だけど、
多く(何回も)出国している場合も同様です。
累積したら6ヶ月以上出国している等。

日本企業に在籍し、日本のために働き、納税もしているのに、なんで!!
とご本人の気持ちもよーく分かります。

優秀な外国人の方が多いので、
活躍の場が日本国内にとどまらず、様々な国へ赴任し、重責なお仕事に就かれています。

現状では、
帰国後、一定の期間の在留により
申請準備が行えます。(申請自体はいつでも可能なんですが)

私は申請者各個人の事情と、出国状況・内容によって、
一番緩和して欲しい要件の一つです。

帰化許可申請は、
通常のビザ申請とは違い、
日本国籍を取得する手続きです。
一から戸籍を作るといってもよいでしょう。

出生から現在までの
たくさんの資料を収集し、添付書類として整え、
申請書との整合性もみながら、法務局での面接へ備えます。

これからも一人でも多くの外国人の方の
日本国籍取得をお手伝いしていきたいと強く想います。

コラム【名城大学大学院】

今年も夏まで
女子大生になっています。
合コン希望者はお早めに(^_^)

科目履修生(決まった講義の単位だけ取得する)
ですから、週末だけ出席します。

昨年受講した際、
仕事と家事と勉強の両立のできなさに死ぬんじゃないかと思ってたこと、
今、思い出しました。

家族の理解と協力(諦めともいう)で、
普段なかなか手が届かない分野の勉強をしっかりしています。
民法では、家族法の判例を取り上げ、
ディスカッション形式で、それぞれいろんな意見を活発に交わします。
インプットの機会として、更なるバージョンアップした行政書士になるよう
自分に挑んでいます。

近い将来、大学院の本科生となれればと目標に思います。
ちなみに大学院は、「入学」でなく、
「入院」だそうです。違う入院に注意せねば。。。

名城大学中庭