行政書士の前田智也です。
私は、ドラマを見るのがすごく好きです。
今年の4月から新しいクールが始まりまして、毎度のことながら
今回のクールはどれを見ようかと新番組のドラマ情報を並べて
絞り込みをします。
そして、約3か月間(1クール)、そのドラマとお付き合いする
生活が始まる訳です。録画してまで見るので、ブルーレイレコーダーの
ハードディスク容量がすぐにパンパンになります(笑)
先日、いつものようにドラマをみておりましたら、フジテレビの某ドラマに
「産業廃棄物収集運搬のマニフェスト」が出てきまして、
思わず、反応してしまいました。この単語に反応するのは、産廃業者と
我々、行政書士ぐらいではないでしょうか(笑)
念のために申し上げると、マニフェストとは皆様に馴染み深い言葉である
「政治家の公約」とは意味が異なります。
産業廃棄物の運搬の流れというのは実にしっかりシステム化されています。
不法投棄を防ぐために、マニフェストという7枚綴りの管理票を、
排出業者→運搬業者→処理業者の順に1枚ずつ、管理票を控えとして持ち、
全業者が情報を共有できるようになっております。
もう少し具体的に言うと、以下の様になります。
A票 | 排出事業者の保存用 |
B1票 | 運搬業者の控え |
B2票 | 運搬業者から排出事業者に返送され、運搬終了を確認 |
C1票 | 処分業者の保存用 |
C2票 | 処分業者から運送業者に返送され、処分終了を確認(運搬業者の保存用) |
D票 | 処分業者から排出事業者に返送され、処分終了を確認 |
E票 | 処分業者から排出事業者に返送され、最終処分終了を確認 |
E票が産廃を出した排出業者の元に戻ってくることにより、自分が出した産廃が適正に
処分されたかがわかるというわけです。
ドラマもなかなか侮れません。どこにでも勉強の材料というものは転がっているということです。
皆様もそんなためになるドラマを是非見て楽しんで下さい!
前田